病気から探す
障害年金は、病名で決まる制度ではありません。ただし、審査で見られるところは病気ごとに違います。あなたの病気で、どこが見られるのかから確認してください。
21の病気精神・発達
9ページ新しく決まった障害年金の70.3%が精神の障害によるものです(令和6年度)。病名ではなく、診断書の2つの欄の組み合わせで目安が決まります。
うつ病・双極性障害
いちばん標準的なケース。病名ではなく、診断書の「日常生活能力の判定」と「程度」の2欄で目安が決まります。
適応障害・不安障害・神経症・PTSD
認定基準は神経症を「原則対象外」としつつ、精神病の病態を示すものは気分障害に準じて扱う、と続けています。
発達障害
ADHDもASDも対象。IQや学歴は関係なく、対人関係・意思疎通の困難で見られます。大人になってからの初診日で構いません。
統合失調症
対象になるかで悩む必要はありません。悩みどころは初診日をどこに置くかと、発病からの経過の伝え方です。
知的障害
初診日を探す必要がなく、納付要件も問われません。20歳の誕生日の前日が障害認定日で、19歳9か月から準備できます。
てんかん
見られるのは発作の型と頻度、発作間欠期の状態。薬で発作が抑えられていると、原則対象になりません。
認知症(若年性を含む)
65歳前の発症は、老齢年金までの空白を埋める障害年金の出番。家族が進めることを前提に書いています。
高次脳機能障害
歩けるし話せる。だから困難が伝わらない。「見えないこと」の伝え方が結果を分けます。
依存症
条件つきで対象。診断名ではなく、幻覚・妄想などの精神病性の症状がいま出ているかが分かれ目です。
内部の病気
7ページ不支給の割合が20.6%と、精神(12.1%)・外部障害(10.8%)より高い分野です。検査の数値と、生活の制限度の組み合わせで見られます。
腎臓病・人工透析
人工透析を受けている方は、原則2級です。
心臓病
ペースメーカー・ICD・人工弁を入れた方は、原則3級。心不全は検査値と生活の制限度で見られます。
糖尿病
糖尿病そのものは対象になりにくい病気。合併症か、インスリン治療をしてもなお血糖コントロールが困難な状態の2つが道です。
がん
がんは対象です。病期や腫瘍の大きさではなく、局所の障害・全身の衰弱・治療の副作用を総合して判断されます。
肝臓の病気
検査の数値と「一般状態区分」の組み合わせ。数値が届かなくても、強い倦怠感で日中の半分以上横になっているなら伝える実態です。
呼吸器の病気
在宅酸素療法をしている方は、原則3級です。
血液・造血器の病気
白血病や悪性リンパ腫、再生不良性貧血、血友病なども対象。検査所見と生活の制限度、治療のつらさで見られます。
体・感覚の障害
4ページ診断名ではなく、動作や検査の数値で見られます。認定基準がいちばん細かく決まっている分野です。
その他の疾患
1ページこのページの使い方
病名で探すページです。同じ「うつ病」でも、初診日にどの制度に入っていたか、いまの生活にどれだけ支障があるかで結果は変わります。だから各ページは、病名の説明ではなく、「その病気で審査に見られるところ」「診断書の様式」「つまずきやすい場所」の順に並べています。
病名が2つ以上ある人は、生活の支障がいちばん大きい病気のページから読んでください。精神と身体の両方がある場合は、診断書が2枚になることがあります。
ここに無い病気でも、障害年金の対象になることがあります。決まるのは病名ではなく、生活や仕事にどれだけ支障があるかです。 困りごと別 →